第68回春の高校バレー 監督より

関係各位
創造学園高校バレーボール部
監督  壬生 義文


今回の「第68回全日本選手権大会(春の高校バレー)第3位入賞」達成にあたりまして、御声援・御支援賜りました沢山の関係各位の皆様方に心より厚く御礼申し上げます。
誠に ありがとうございました。


残念ながら、あと一歩のところで、勝利の女神は創造に微笑みませんでしたが、全国のバレーボールファンの方々より沢山の称賛と激励の言葉を頂き、感謝しています。
敗戦後に、子供たちに贈ったコメントをここに記して、御礼と代えさせて頂きます。


↓コメントは続きを読むからご覧ください。

素晴らしき生徒諸君へ
監督  壬生 義文

戦い終えて
~Good Loser(誇り高き敗者達)~


◎君達の胸にかかった銅メダルは限りなく金メダルに近い銅である。
 いや、もしかしたら才能を上回る情熱と努力では東福岡の金以上に価値のある銅メダルであるかもしれない。金にも勝る銅である。
 みんな、よく頑張った。胸を張って帰ろう。
 君達の天晴れな戦いぶりに先生は心からの拍手と称賛を贈りたいと思う。

◎君達は多くの事を教えてくれた。
 「努力すれば必ず夢は叶う」ということは必ずしも正しいことではないという残念なことをその結果をもって教えてくれた。努力に努力を重ねても届かない夢もあるという人生の厳しさを教えてくれた。
 しかし、それと同時に、そのこと以上に素晴らしいことを我々に残してくれた。
 それは、「懸命に夢に向かって挑戦する者の姿は、その結果如何にかかわらず、沢山の人の胸を打ち、大きな勇気と感動を与えることができる」ということであった。
 そして、それこそが人生を生きてゆく上で最も大切な人間力につながるという事を。

◎「春高バレー日本一!」の夢の成就はまたもや先送り。
 しかし、君達がようやく開けてくれた重かったこのベスト4の扉はこれからの強い創造時代の到来を予感させてくれた。
 3年生は、今回のこの達成感と悔しさの両方を胸に、次のステージで必ずや大輪の花を咲かせて人生の勝者となって欲しい。  
 残された1・2年生諸君は、今回のこの銅メダルが君達のスタートラインである。
これ以上の結果を出さねば君達は先輩を越えられないのである。次こそこのメダルの色を変えるべく、今まで以上に一丸となって精進努力をして欲しい。

◎君達の足元を支えてくれた多くの人たちの有形無形の応援と後押しがあってこの銅メダルが獲れたということを決して忘れてはいけない。
 「報恩感謝」の気持ちを持って更なる高みに向けて挑戦すれば、必ず大きな花は咲く!

◎今日まで純粋にバレーボールに取り組み、一生懸命に、一心不乱に頑張ってきた君達は先生の宝です。先生の「金メダル」です。

我が愛する勇者たちよ、素晴らしい感動と感激を ありがとう!!


(平成28年1月9日)




Posted by 創造学園高等学校 男子バレーボール部 at 10:19